手帳ノートブック)” の例文
東京の家の塵埃ほこりはたいてい付近の工場から来るものです。僕は手早く手帳ノートブックの紙を破り、畳の上の塵埃ほこりをできるだけたくさん手で集めて包みました。
塵埃は語る (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
手帳ノートブックと鉛筆とを携えて散歩に出掛けたスコットをばあざけりしウォーズウォルスは、決して写実的に自然をてその詩中に湖国の地誌と山川草木を説いたのではなく
小春 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
と言って俊夫君は、手帳ノートブックの中に書いた鉛筆の文字を示しました。
紫外線 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
いちいちそれを手帳ノートブックに書きとどめておりました。
紫外線 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)