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所由
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いわれ
ふりがな文庫
“
所由
(
いわれ
)” の例文
所由
(
いわれ
)
を聞き「なるほど解りやした、当節
衒
(
かたり
)
がはやるから、それで二重どりをさせねえ
魂胆
(
こんたん
)
、よくしたものでごぜえやすねえ」
いがみの権太:(明治二十九年一月、明治座)
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
同様に例えば日本の短歌の詩形が日本で始めて発生したものと速断するのも
所由
(
いわれ
)
のないことであろうと思う。
短歌の詩形
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
幕府被管の武士は多く名家右族の後と称す、しかもその源たると、平たると、藤たると、橘たるとを問わず、ひとしく夷をもって目せらる。またきわめてその
所由
(
いわれ
)
なきに似たり。
武士を夷ということの考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
“所由”の意味
《名詞》
所 由 (しょゆう)
物事の起源から現在までのこと。
(出典:Wiktionary)
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
由
常用漢字
小3
部首:⽥
5画
“所”で始まる語句
所謂
所以
所
所詮
所為
所作
所業
所在
所々
所有