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とまどい
ふりがな文庫
“
戸惑
(
とまどい
)” の例文
そうして見ると、月経の血が
戸惑
(
とまどい
)
をして鼻から出ることもあるように、性欲が絵画になったり、彫刻になったり、音楽になったり、小説脚本になったりするということになる。
ヰタ・セクスアリス
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
なれども、僧都が身は、こうした墨染の
暗夜
(
やみ
)
こそ
可
(
よ
)
けれ、なまじ緋の
法衣
(
ころも
)
など
絡
(
まと
)
おうなら、ずぶ
濡
(
ぬれ
)
の
提灯
(
ちょうちん
)
じゃ、
戸惑
(
とまどい
)
をした
鱏
(
えい
)
の
魚
(
うお
)
じゃなどと申そう。
圧
(
おし
)
も石も利く事ではない。
海神別荘
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
またしきりに鳴く——蛙の皮の
疣々
(
いぼいぼ
)
のようでもあります。そうして、
一飛
(
ひとッとび
)
ずつ
大跨
(
おおまた
)
に
歩行
(
ある
)
くのが、何ですか舶来の踊子が、ホテルで
戸惑
(
とまどい
)
をしたか、銀座の夜中に迷子になった様子で。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
惑
常用漢字
中学
部首:⼼
12画
“戸惑”で始まる語句
戸惑面喰