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鱏
ふりがな文庫
“鱏”の読み方と例文
読み方
割合
えい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えい
(逆引き)
所が、
海盤車
(
ひとで
)
と思った相手は、意外なことに
痺
(
しび
)
れ
鱏
(
えい
)
であった。一掴みと躍りかかった大蛸は
忽
(
たちま
)
ち手足を烈しく刺されて退却せねばならなかった。
南島譚:02 夫婦
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
泥酔して上機嫌になると石黒大尉は異様な発揚状態になり、火のついた葉巻をところかまわず裸身へおしつけるのと、
鱏
(
えい
)
の皮で生皮を剥がれることだった。
ノア
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
小鮫の類を海底の猛獣に例えるなら、そのガラス
道
(
みち
)
に現れる魚類としては、
鱏
(
えい
)
などは、水に棲む猛鳥にも比すべく、
穴子
(
あなご
)
、
鱓
(
うつぼ
)
の類は毒蛇と見ることが出来ましょう。
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
鱏(えい)の例文をもっと
(8作品)
見る
鱏
漢検1級
部首:⿂
23画
“鱏”を含む語句
赤鱏
大鱏
“鱏”のふりがなが多い著者
中島敦
泉鏡花
久生十蘭
江戸川乱歩