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戦死
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うちじに
ふりがな文庫
“
戦死
(
うちじに
)” の例文
「東郷大将は、もう往っちゃったのか、東郷大将は」淋しそうに笑って、「
俺
(
おいら
)
もなあ、あの時鵜沢連隊長殿と
戦死
(
うちじに
)
してたらなあ」
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
『此子はお前さんの顔を覚えられねえけんど、お前さんは此子の顔を能く覚えて、
戦死
(
うちじに
)
しても忘れねえで下せえよ。それが此子への……。』
昇降場
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
「またそんなはしたないことを。——そうかい。あの千々岩が
戦死
(
うちじに
)
したのかい! でもよく
戦死
(
うちじに
)
したねエ、千鶴さん」
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
「東郷大将、うう、東郷大将か」物の影を追うようにして、「
沙河
(
シャーホー
)
の
戦
(
いくさ
)
は、面白かったなあ、
俺
(
おいら
)
もあの時、
鵜沢
(
うざわ
)
連隊長殿と
戦死
(
うちじに
)
するところだった」
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
『お前さんが
戦死
(
うちじに
)
さッしゃッても、日本中の人の為だと思って私諦めるだからね、お前さんも其気で……ええかね。』
昇降場
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
▼ もっと見る
「エ、千々岩! あの千々岩が! どうして?
戦死
(
うちじに
)
かい?」
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
“戦死”の意味
《名詞》
戦 死(せんし)
戦闘に参加して死ぬこと。
(出典:Wiktionary)
“戦死”の解説
戦死(せんし、en: Killed in action: KIA)とは、軍人が戦争、戦闘、武力紛争により死亡すること。その定義や範囲は複数存在するが、通常は戦争による民間人の死亡は含まれない。
(出典:Wikipedia)
戦
常用漢字
小4
部首:⼽
13画
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
“戦”で始まる語句
戦
戦慄
戦争
戦々兢々
戦捷
戦袍
戦場
戦闘
戦塵
戦地