トップ
>
成美
>
せいび
ふりがな文庫
“
成美
(
せいび
)” の例文
阿部家の医官馬屋原氏は
世
(
よゝ
)
玄益と称した。初代が玄益
寧成
(
ねいせい
)
、二代が玄益
順成
(
じゆんせい
)
、三代が玄益
成美
(
せいび
)
である。寧成は安永十年に表医師に召し出だされ、寛政元年に歿した。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
この時代の
初
(
はじめ
)
の方には、江戸では白雄、蓼太の門弟があって、その外に
成美
(
せいび
)
などもいる。
俳句上の京と江戸
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
卯の花のたえ間をここに
音信
(
おとず
)
るるものは、江戸座、雪中庵の社中か、
抱一
(
ほういつ
)
上人の三代目、少くとも蔵前の
成美
(
せいび
)
の末葉ででもあろうと思うと、違う。……
田畝
(
たんぼ
)
に狐火が
灯
(
とも
)
れた時分である。
開扉一妖帖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
親鶏
(
おやどり
)
のひよこ遊ばす
葵
(
あおい
)
かな
成美
(
せいび
)
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
藪寺
(
やぶでら
)
や
筍月夜
(
たけのこづきよ
)
時鳥
成美
(
せいび
)
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
成
常用漢字
小4
部首:⼽
6画
美
常用漢字
小3
部首:⽺
9画
“成美”で始まる語句
成美堂
成美伯好