惡氣わるき)” の例文
新字:悪気
たくはへ後江戸へ轉居ひきうつりて今かゝ大層たいそうの暮しはすれども生得しやうとく律義りちぎの男にて少も惡氣わるきなく人の言事を何に寄ず眞實まことなりと思ふにぞ此度も吾助が言葉を眞實まことと思ひいさゝか疑ふ心なく奉公の中に五十兩金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)