悪戯好いたづらず)” の例文
旧字:惡戲好
悪戯好いたづらずきのある男が弾機仕掛ばねじかけ玩具おもちやの蛇を麦酒瓶ビールびんに入れて、胡桃くるみの栓をしたまゝ瓶を庭先にり出しておいた。
悪戯好いたづらずきの男は不思議に思つて、鴉を解剖してみると、心臓が破裂してゐたさうだ。
口の軽い、悪戯好いたづらずきの彼等は、どうかすると晴の場所でもそんな事を素破抜すつぱぬかぬとも限らないので、派手好き、宴会好きの成金も、このてあひの顔を見ると、そこそこに逃げ出してしまふ。