息急いきせ)” の例文
島の北方ビサンチン湾へ、物見に出して置いたゴーという土人が、息急いきせき切って走って来たが
と、私は息急いきせき切って、病気で来ることのできなかった今日までの事情を、まずびました。
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)
森松が立って戸を明けますると亥太郎は息急いきせきながら
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
咲子は息急いきせき帰つて来た。
チビの魂 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)