“性禅”の読み方と例文
読み方割合
しやうぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以前京都で月に一度づつ琵琶法師の藤村性禅しやうぜん氏を中心に平曲好へいきよくずきの人達の会合が催されてゐた事があつた。
平家琵琶の検校けんげう藤村性禅しやうぜん氏がまだ生存してゐた頃で、富尾木氏もこのめくら法師が波多野はたの流の最後の人である事はよく知つてゐたので、態々わざ/\宿に招いて平家の一曲を所望する事にめた。