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思慮
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かんがえ
ふりがな文庫
“
思慮
(
かんがえ
)” の例文
けれどもそこは
小児
(
こども
)
の
思慮
(
かんがえ
)
も足らなければ意地も弱いので、食物を用意しなかったため絶頂までの半分も行かぬ
中
(
うち
)
に腹は
減
(
へ
)
って来る気は
萎
(
な
)
えて来る
雁坂越
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
思慮
(
かんがえ
)
が、ドドドと
地
(
じ
)
の底へ
滅入
(
めい
)
り込む、と今度は、戸棚の
蔽
(
おおい
)
が
纏
(
まとま
)
って、白い顔にはならない替りに、窓の外か、それとも内か、
扉
(
ひらき
)
の方角ではなしに、何だか一つ、変な物音……沈んだ
跫音
(
あしおと
)
。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
というに得三
頭
(
こうべ
)
を傾けやや久しく
思慮
(
かんがえ
)
いたるが、それにて思い当りたり。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“思慮”の意味
《名詞》
思慮(しりょ)
あることについて、深く考え、思いをめぐらすこと。
(出典:Wiktionary)
“思慮(
知恵
)”の解説
知恵(ちえ、el: φρόνησις プロネーシス, la: prudentia, sapientia, en: prudence, wisdom, sa: ज्ञान , jñāna)は、道理を判断し処理していく心の働き。筋道を立て、計画し、正しく処理していく能力。知慮(ちりょ)、思慮(しりょ)とも。
(出典:Wikipedia)
思
常用漢字
小2
部首:⼼
9画
慮
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
“思慮”で始まる語句
思慮無
思慮分別