“怒脈”の読み方と例文
読み方割合
どみゃく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかもお眼は怒脈どみゃくをひそめ、匹夫ひっぷのごとき怒りと、婦人のような涙とを、一眼のうちにたたえておられる。——夜、手足の爪までこごえるような冷えをお覚えなさらぬか。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「眼に怒脈どみゃくがあるな、これは強い鳥だ。弱い鳥ではいけない。鉄口を持って来い。」
王成 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)