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心窩
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みぞおち
ふりがな文庫
“
心窩
(
みぞおち
)” の例文
俺も
柄
(
がら
)
になくしんみりした気持になって、波江の心にちょっとふれてみたく、その
心窩
(
みぞおち
)
を擽ってやったのである。すると——
女と帽子:――「小悪魔の記録」――
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
階段の
踏石
(
ふみいし
)
が
尻
(
しり
)
に冷たく、二人は近来
稀
(
まれ
)
な空腹を感じる。
欠伸
(
あくび
)
をしたり、
心窩
(
みぞおち
)
を
握拳
(
にぎりこぶし
)
で叩いたりして、その激しさを訴える。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
然し、最後になおちょっと元気をつけておいてやる必要もあるし、
心窩
(
みぞおち
)
のあたりを擽ってやりたくもなったので——眠いんですか、それとも、瞼が重たいんですか。
女と帽子:――「小悪魔の記録」――
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
“心窩”の意味
《名詞》
心 窩 (しんか, しんわ)
みぞおち。
(出典:Wiktionary)
“心窩(みぞおち)”の解説
みぞおちとは、人間の腹の上方中央にある窪んだ部位のこと。鳩尾(きゅうび、みぞおち)、水月(すいげつ)、心窩(しんか、しんわ)とも呼ばれる。
みぞおちの内部背中側には腹腔神経叢(ふっくうしんけいそう、英:celiac plexus, solar plexus. 独:solarplexus)という神経叢 (:en:nerve plexus) がある。
(出典:Wikipedia)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
窩
漢検1級
部首:⽳
14画
“心”で始まる語句
心
心配
心地
心持
心算
心細
心得
心底
心臓
心許