心源しんげん)” の例文
武門の上に仰ぎかしこむはただお一方ひとかたのほかあろうや。その大道はわが心源しんげんにあること。知るものはやがて知ろう。——とはいえ五十五年の夢、むれば我も世俗の毀誉褒貶きよほうへんに洩れるものではなかった。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)