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御願
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おねがい
ふりがな文庫
“
御願
(
おねがい
)” の例文
実は
妾
(
わたし
)
は
何某
(
なにがし
)
の娘で
御座
(
ござ
)
いますが、
今宵
(
こよい
)
折入って、
御願
(
おねがい
)
に上った次第というのは、元来
妾
(
わたし
)
はあの家の一粒種の娘であって、生前に於ても両親の寵愛も
一方
(
ひとかた
)
では
御座
(
ござ
)
いませんでした
雪の透く袖
(新字新仮名)
/
鈴木鼓村
(著)
ソレに君がこんな
大造
(
たいそう
)
な長い刀を
弄
(
いじ
)
くると云うのは、君に不似合だ、
止
(
よ
)
すが
宜
(
よ
)
い、
御願
(
おねがい
)
だから
止
(
よ
)
して
呉
(
く
)
れ。論より証拠、君にはこの刀は抜けないに
極
(
きまっ
)
て居る、それとも抜くことが出来るか。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
「へい、
御願
(
おねがい
)
でござりまする。」と二人は手を合わせて拝みぬ。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“御願”の意味
《名詞》
阿弥陀如来の衆生を救済しようという誓願。
貴人の祈願の尊敬語。
(出典:Wiktionary)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
願
常用漢字
小4
部首:⾴
19画
“御願”で始まる語句
御願寺
御願掛