“御祓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おはらい28.6%
おはら28.6%
みそぎ28.6%
おはらえ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すけきみ御祓おはらいももう間近かでお忙しいようですから、何か御用がおありになれば代りに私にお言いつけなすって下さい。これからは度々お伺いいたす積りです」
ほととぎす (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
「ホントにも嘘にも、昔からの言い伝えで、その時は、村中の御祓おはらい、御祈祷ごきとう、おつつしみをするのだ」
大菩薩峠:05 龍神の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
十三日に加茂の河原へ除服じょふく御祓みそぎにあなたがおいでになるように父は決めていられるようです。私もごいっしょに参ろうと思っています
源氏物語:30 藤袴 (新字新仮名) / 紫式部(著)
その二人の頭人は四月晦日の夕方に鈴宮の海辺に出て解除(御祓おはらえ)をしたので、この式をば頭人浜下りと名づけていたそうである(張州府志五)。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)