御看病ごかんびやう)” の例文
大病たいびやうでも自分で死ぬと覚悟かくごをし、医者いしや見放みはなした事も知つてり、御看病ごかんびやうは十分にとゞき、自分もう死ぬとあきらめがいてしまつても、とろ/\と病気びやうきづかれで寝附ねついた時に
明治の地獄 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
ひそめてお兩人樣御尋おたづねなくとも申上ねば成ぬ大切の事あり其仔細と言は一昨年の事にて候ひしが私し同樣に御いへに御奉公致し居候吾助事何故かは存じ候はねども喜内樣の御病氣のせつ御看病ごかんびやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)