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御白粉
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おしろい
ふりがな文庫
“
御白粉
(
おしろい
)” の例文
まるで女が
御白粉
(
おしろい
)
を付ける時の手付と一般であった。実際彼は必要があれば、御白粉さえ付けかねぬ程に、肉体に誇を置く人である。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
丸で
女
(
をんな
)
が
御白粉
(
おしろい
)
を
付
(
つ
)
ける時の
手付
(
てつき
)
と一般であつた。実際彼は必要があれば、
御白粉
(
おしろい
)
さへ
付
(
つ
)
けかねぬ程に、肉体に
誇
(
ほこり
)
を置く人である。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
燃えついたばかりの
燄
(
ほのお
)
に照らされた主婦の顔を見ると、うすく
火熱
(
ほて
)
った上に、心持
御白粉
(
おしろい
)
を
塗
(
つ
)
けている。自分は部屋の入り口で化粧の
淋
(
さび
)
しみと云う事を、しみじみと悟った。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
洋灯
(
ランプ
)
の影で
御白粉
(
おしろい
)
をつけている事は分ったが、依然として口は利かなかった。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御白粉
(
おしろい
)
を
着
(
つ
)
けて、芝居なんかやつたつて、何が面白いものか
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
粉
常用漢字
小5
部首:⽶
10画
“御白”で始まる語句
御白洲
御白州
御白湯
御白書院