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御歿
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おな
ふりがな文庫
“
御歿
(
おな
)” の例文
こゝで
御歿
(
おな
)
くなりになつた妹君の御身の上にも、兎角の噂が立ちまして、中には又月のない夜毎々々に、今でも怪しい御袴の緋の色が
地獄変
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
こゝで
御歿
(
おな
)
くなりになつた妹君の御身の上にも、兎角の噂が立ちまして、中には又月のない夜毎々々に、今でも怪しい
御袴
(
おんはかま
)
の緋の色が
地獄変
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「悲しうございます。よしんば御父様が
御歿
(
おな
)
くなりなすつても、これ程悲しくございますまい。」
老いたる素戔嗚尊
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
しかし少納言様の急に
御歿
(
おな
)
くなりになった御話は、前に一応申上げました通り、さらにそのような次第ではございませんから、その噂は申すまでもなく、皆
跡方
(
あとかた
)
のない嘘でございます。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
歿
漢検1級
部首:⽍
8画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂