“御武家樣”の読み方と例文
読み方割合
おぶけさま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
胡亂々々うろ/\いたし候處へ御武家樣おぶけさま御通り掛り成れ候て其方は駈込訴訟かけこみそしようかと御聞成おきゝなされ候間然樣さやうなれども如何して宜敷よろしきやと承まはり候へば斯樣々々かやう/\致せと御教へなされ其上訴状は持來もちきたりしかと御尋おんたづねゆゑ之なくと申ければしからば認めつかはすべしとてしるして下され候と申べしそれさへ云へばあとは此方の物むかふが大岡樣なれば何事もさつあるべしと教へ平兵衞は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)