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御忙
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おいそが
ふりがな文庫
“
御忙
(
おいそが
)” の例文
「いや
何
(
ど
)
うも」と
云
(
い
)
つた。「
押
(
お
)
し
詰
(
つま
)
つて
嘸
(
さぞ
)
御忙
(
おいそが
)
しいでせう。
此
(
この
)
通
(
とほ
)
りごた/\です。さあ
何
(
ど
)
うぞ
此方
(
こちら
)
へ。
何
(
なん
)
ですな、
御互
(
おたがひ
)
に
正月
(
しやうぐわつ
)
にはもう
飽
(
あ
)
きましたな。 ...
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「押しつまってさぞ
御忙
(
おいそが
)
しいでしょう。この通りごたごたです。さあどうぞこちらへ。何ですな、御互に正月にはもう
飽
(
あ
)
きましたな。いくら面白いものでも四十
辺
(
ぺん
)
以上繰り返すと
厭
(
いや
)
になりますね」
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「昨夜は
御忙
(
おいそが
)
しいところを……」と女は入口に近く手をつかえる。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「先生はだいぶ
御忙
(
おいそが
)
しいようですが……」
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
御忙
(
おいそが
)
しいでしょう」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
忙
常用漢字
中学
部首:⼼
6画
“御忙”で始まる語句
御忙敷