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御工風
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ごくふう
ふりがな文庫
“
御工風
(
ごくふう
)” の例文
ネー中川さん、私は
先刻
(
さっき
)
もお登和さんに申上げたのですが大原さんの洋行なさる
後
(
のち
)
にお登和さんも西洋へいらっしゃれるような
御工風
(
ごくふう
)
をなすったら
如何
(
どう
)
でしょう。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
心配の餘りまた
御部屋住
(
おへやずみ
)
の若旦那へ御咄し申すも
如何
(
いかゞ
)
とは存じたなれども
急場
(
きふば
)
の事にて
十方
(
とはう
)
に暮參りまして
何
(
ど
)
うにか
御工風
(
ごくふう
)
は御座りますまいかと
誠
(
まこと
)
しやかに
述
(
のぶ
)
るにぞ世間知らずの千太郎聞くより大いに
仰天
(
ぎやうてん
)
し心の内は
狂氣
(
きやうき
)
のごとく
溜息
(
ためいき
)
つきつゝ居たりしが如何なしたら
能
(
よか
)
らんと
言
(
い
)
ふ
尾
(
を
)
に付て長庵は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
あのお方に何とか
御工風
(
ごくふう
)
があるかもしれません
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
工
常用漢字
小2
部首:⼯
3画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“御工”で始まる語句
御工夫