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御停止
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ごちょうじ
ふりがな文庫
“
御停止
(
ごちょうじ
)” の例文
種彦は
菱垣船
(
ひしがきぶね
)
や十組問屋仲間の
御停止
(
ごちょうじ
)
よりさしもに手堅い江戸中の豪家にして
一朝
(
いっちょう
)
に破産するものの
尠
(
すくな
)
くない事を聞知っていた処から
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「念仏は
御停止
(
ごちょうじ
)
でございます。左様なことをおっしゃっては御身にとりて一大事でございます。皆々御返事をしてはなりません」
法然行伝
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「えらい人のおかくれになる時は、みんなそうさ。それから喪を発すという事になるんだ。きッと、
明日
(
あした
)
あたりは鳴物
御停止
(
ごちょうじ
)
のお触れが出るぜ」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
張っているが、なにしろ
御停止
(
ごちょうじ
)
の五十日が明けねえうちは、まあ商売休みも同然だ。そこで、早速だが、おまえさん達は竜濤寺の一件で出張って来なすったんだろうが、あいつはちっと難物だね
半七捕物帳:46 十五夜御用心
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
われらの
説
(
と
)
く声——わたしたちの信も——都を中心として思うままには行きわたらなかったが、このたびの
御停止
(
ごちょうじ
)
と処罰によって、上人を初め、われらの末弟までが、諸州の山間
僻地
(
へきち
)
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「本来なら祭など、むしろ
御停止
(
ごちょうじ
)
が当然なのに」
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
御停止
(
ごちょうじ
)
じゃ」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
停
常用漢字
小5
部首:⼈
11画
止
常用漢字
小2
部首:⽌
4画
“御停止”で始まる語句
御停止木