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御仁慈
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ごじんじ
ふりがな文庫
“
御仁慈
(
ごじんじ
)” の例文
せがれどもの
生命
(
いのち
)
二つが、わしらへ下さる恩賞に代って、もっとこの村のうえに、ひろい
御仁慈
(
ごじんじ
)
となってくだされたらと。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
……まして、いわんや、上様お手飼のお鶴。上の
御仁慈
(
ごじんじ
)
をうけつがぬことはないはず。
己
(
おのれ
)
のために、尊い人間の一命を失わせるようなことはいたしますまい。
顎十郎捕物帳:09 丹頂の鶴
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
殿様も誠に
御仁慈
(
ごじんじ
)
厚く、また御重役方も皆
真
(
しん
)
に
智仁
(
ちじん
)
のお方々だという事を承わって居りますが、拙者はな、お屋敷
内
(
ない
)
に罪あるもので、既にお手討にもなるべき者を助けました事が
一廉
(
ひとかど
)
ございます
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お計らいに依って、主人の遺書辞世も、国表に達し得まして、旧藩士一統、内蔵助以下、皆、あなた様を徳として、
何
(
ど
)
のようにか
御仁慈
(
ごじんじ
)
を謝して居りました。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
仁
常用漢字
小6
部首:⼈
4画
慈
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
“御仁”で始まる語句
御仁
御仁体
御仁恕
御仁心
御仁恵
御仁惠
御仁政