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後患
ふりがな文庫
“後患”の読み方と例文
読み方
割合
こうかん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうかん
(逆引き)
「もし、協皇子を、皇太子に立てたいという思し召ならば、まず何后の兄何進から先に
誅罰
(
ちゅうばつ
)
なさらなければなりません。何進を殺すことが、
後患
(
こうかん
)
をたつ
所以
(
ゆえん
)
です」
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
人を殺せば殺される。殺されたものは社会から消えて行く。
後患
(
こうかん
)
は
遺
(
のこ
)
さない。趣味の堕落したものは依然として現存する。現存する以上は堕落した趣味を伝染せねばやまぬ。彼はペストである。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
後患(こうかん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“後患”の意味
《名詞》
後日になって起こる憂い。
(出典:Wiktionary)
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
患
常用漢字
中学
部首:⼼
11画
“後”で始まる語句
後
後生
後退
後方
後悔
後姿
後家
後手
後日
後世
“後患”のふりがなが多い著者
夏目漱石
吉川英治