往々ま/\)” の例文
そして月琴を彈く者もあれば、明笛みんてきを吹く者もあり、姉妹がまた其がいけたので、やかましい合奏は十一時十二時まで續いた。母親はこツそり其の騒をけて翌日あすの米の心配に來たことも往々ま/\あツた。
昔の女 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)