“彩色絵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いろえ50.0%
さいしきえ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
べに絵売りはただ新しく世に出て珍しい彩色絵いろえを売り歩く単なる絵の行商人にすぎなかった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
手箱ほど部のかさなった、表紙に彩色絵さいしきえの草紙を巻いて——鼓の転がるように流れたのが、たちまち、べにしずくを挙げて、その並木の松の、就中なかんずく、山より高い、二三尺水を出た幹を、ひらひらと昇って
絵本の春 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)