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当事
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あてこと
ふりがな文庫
“
当事
(
あてこと
)” の例文
旧字:
當事
『お
城趾
(
しろあと
)
へ
行
(
ゆ
)
かしつては
成
(
な
)
りましねえだよ。
日
(
ひ
)
も
暮
(
く
)
れたに、
当事
(
あてこと
)
もねえ。』と
少
(
すこ
)
し
叱
(
しか
)
つて
言
(
い
)
ふ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
これだけでは
当事
(
あてこと
)
もないが、もしそれが事実だとなると、こちらには三千に余る命しらずを擁する関東組の元締、道灌山の大親分がついている。どうせ血を見ずには治まらぬのである。
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「
成程
(
なるほど
)
、お
天守
(
てんしゆ
)
で
不足
(
ふそく
)
は
言
(
い
)
ふまい、が、
当事
(
あてこと
)
もない、
滅法界
(
めつぽふかい
)
な。」
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“当事”の意味
《名詞》
当 事(とうじ)
直接、そのことに関係すること。
(出典:Wiktionary)
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“当事”で始まる語句
当事者
当事即了