“引両”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひきりょう33.3%
びきりやう33.3%
びきりょう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
怪しい火と見たのは、その人の手に持っていた提灯ちょうちんでありました。その提灯とても、ふた引両ひきりょうの紋をつけた世間並みの弓張提灯で、後ろには「加」という字が一字記してあるだけです。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
足利家の紋は、丸の中に二引両びきりょう。つまり丸に二本筋である。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)