りょ)” の例文
徳富猪一郎君は肥後ひご熊本の人なり。さきに政党の諸道に勃興するや、君、東都にありて、名士の間を往来す。一日余のりょを過ぎ、大いに時事を論じ、痛歎して去る。当時余ひそかに君の気象を喜ぶ。
将来の日本:02 序 (新字新仮名) / 田口卯吉(著)
徳富猪一郎君は肥後ひご熊本の人なり。さきに政党の諸道に勃興するや、君、東都にありて、名士の間を往来す。一日余のりょを過ぎ、大いに時事を論じ、痛歎して去る。当時余ひそかに君の気象を喜ぶ。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)