康郁こういく)” の例文
帝はなお北方憂うるに足らずとしてこころを文治に専らにし、儒臣方孝孺ほうこうじゅと周官の法度ほうどを討論して日を送る、このかんに於て監察御史かんさつぎょし韓郁かんいく(韓郁あるい康郁こういくに作る)というもの時事を憂いてたてまつりぬ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)