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底止
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とめど
ふりがな文庫
“
底止
(
とめど
)” の例文
男は奥様を抱くようにして、御耳へ口をよせて
宥
(
なだ
)
め
賺
(
すか
)
しますと、奥様の御声はその
同情
(
おもいやり
)
で
猶々
(
なおなお
)
底止
(
とめど
)
がないようでした。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
而も
争論
(
そうろん
)
は何時も要領を
得
(
え
)
ずに
終
(
をは
)
つて、何時までも
底止
(
とめど
)
なく同じことを
繰返
(
くりかへ
)
されてゐるのであツた。そしてグヅグヅの間に一
年
(
ねん
)
二年と
經過
(
けいくわ
)
して
今日
(
こんにち
)
となツた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
“底止”の意味
《名詞》
行き着くところまで行き、そこで止まること。
(出典:Wiktionary)
底
常用漢字
小4
部首:⼴
8画
止
常用漢字
小2
部首:⽌
4画
“底止”で始まる語句
底止無