“広沢”のいろいろな読み方と例文
旧字:廣澤
読み方割合
こうたく57.1%
ひろさわ28.6%
ブロード14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
栄二は芳古堂で十年も手習いをし続け、朋輩ほうばいの中では上手の内にかぞえられていた。彼は広沢こうたく菱湖りょうこが好きであり、唐様からようも和様も本筋に習った。
さぶ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
栂の尾から余等は広沢ひろさわの池をて嵐山に往った。広沢の池の水がされて、ふなや、どじょうが泥の中にばた/\して居た。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
しかしフランボーが公爵自身のように欧羅巴ヨーロッパをすてて英吉利イギリス定住じょうじゅうすることになった時、彼はノーフォーク州の広沢ブロード地方に住むその名士を突然訪問しようと思い立つに至った。