常詰じようづめ)” の例文
本丸から山づたいに、搦手からめて雑人門ぞうにんもんの方へ降りて行った。そこの城門には、常詰じようづめの番人がいて、いつも素槍を持って歩いているが、彼女の姿を見ると、番人も遠方から笑ってうなずいただけである。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)