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巴渦
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うづまき
ふりがな文庫
“
巴渦
(
うづまき
)” の例文
空想勝なる自分の胸は今しもこの山中にも猶絶えない人生の
巴渦
(
うづまき
)
の烈しきを想像して
転
(
うた
)
た一種の感に
撲
(
うた
)
れたのであつた。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
自分は二人の会話を聞きながら、山中の平和といふ事と、人生の
巴渦
(
うづまき
)
といふ事を
取留
(
とりとめ
)
もなく考へて居た。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
最初の無我は、これから益々生の
巴渦
(
うづまき
)
の中に突進しやうとしてゐる。そしてそれがその生の意義である。最後の無我は、
徐
(
おもむ
)
ろに再生を夢みつゝある。死を夢みつゝある。
墓の上に墓
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
巴
漢検準1級
部首:⼰
4画
渦
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
“巴”で始まる語句
巴里
巴
巴旦杏
巴屋
巴蜀
巴丹杏
巴黎
巴理
巴丘
巴里人