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峡中
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きょうちゅう
ふりがな文庫
“
峡中
(
きょうちゅう
)” の例文
甲州武士がふかく
帰依
(
きえ
)
していた禅僧で、織田徳川の聯合軍が、
峡中
(
きょうちゅう
)
へ討入って、山門へ火をかけた時、その楼上でしずかに炎に体を焼かせながら
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
で、発向した出征軍は、先陣に
黄忠
(
こうちゅう
)
、副将に
馮習
(
ふうしゅう
)
、張南。中軍護尉に
趙融
(
ちょうゆう
)
、
廖淳
(
りょうじゅん
)
。うしろ備えには直臣の諸大将。
宗徒
(
むねと
)
の旗本など、堅陣雲の如く、蜀の
峡中
(
きょうちゅう
)
から南へ南へと押し流れて行った。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
峡
常用漢字
中学
部首:⼭
9画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“峡”で始まる語句
峡
峡谷
峡間
峡水
峡湾
峡口
峡山
峡流
峡路
峡東