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山雉
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やまどり
ふりがな文庫
“
山雉
(
やまどり
)” の例文
然し其時は渡船の時間が切れてしまつたから非常の時に打つべき筈の鐘を鳴らして
山雉
(
やまどり
)
の渡しの船を呼んだのだといつた。
旅の日記
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
鮎川から
山雉
(
やまどり
)
の
渡
(
わたし
)
に行く間の峠道は、私の心を惹き寄せるには十分であつた。いかにも感じがラスチツクで好かつた。
旅から帰つて
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
いかなる暴風雨の日でも約二十八丁の
山雉
(
やまどり
)
の渡しを乗っ切って、必ず救助の船を寄せることになっている。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
金華山から
山雉
(
やまどり
)
の渡しを鮎川の港までもどつた。汽船で塩竈へ歸らうとしたのである。大分まだ時刻があつたので或旅人宿の一間で待つことにした。宿には二階がある。
旅の日記
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
▲
山雉
(
やまどり
)
の渡し
鉛筆日抄
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
雉
漢検1級
部首:⾫
13画
“山”で始まる語句
山
山家
山路
山羊
山茶花
山間
山中
山谷
山毛欅
山車