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山東庵京伝
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さんとうあんきょうでん
ふりがな文庫
“
山東庵京伝
(
さんとうあんきょうでん
)” の例文
これは
寛政
(
かんせい
)
御改革のみぎり
山東庵京伝
(
さんとうあんきょうでん
)
が
黄表紙御法度
(
きびょうしごはっと
)
の
御触
(
おふれ
)
を破ったため五十日の
手鎖
(
てぐさり
)
、版元
蔦屋
(
つたや
)
は
身代半減
(
しんだいはんげん
)
という
憂目
(
うきめ
)
を見た事なぞ
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
戯作者
(
げさくしゃ
)
山東庵京伝
(
さんとうあんきょうでん
)
は、
旧臘
(
くれ
)
の
中
(
うち
)
から筆を染め始めた黄表紙「心学早染草」の草稿が、まだ予定の半数も書けないために、扇屋から根引した新妻のお
菊
(
きく
)
と
曲亭馬琴
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
お坊さんの住いの
塀
(
へい
)
に沿って
山東庵京伝
(
さんとうあんきょうでん
)
の書案の碑とか中原耕張の筆塚とか並木
五瓶
(
ごへい
)
の「月花のたはみこゝろや雪の竹」という句の刻んである碑とか、いろいろの石碑が一列に並んでいる。
如何なる星の下に
(新字新仮名)
/
高見順
(著)
寛政のむかし
山東庵京伝
(
さんとうあんきょうでん
)
洒落本
(
しゃれぼん
)
をかきて
手鎖
(
てぐさり
)
はめられしは、
板元
(
はんもと
)
蔦屋重三郎
(
つたやじゅうざぶろう
)
お
触
(
ふれ
)
にかまはず利を得んとて京伝にすすめて筆を執らしめしがためなりといひ伝ふ。
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
東
常用漢字
小2
部首:⽊
8画
庵
漢検準1級
部首:⼴
11画
京
常用漢字
小2
部首:⼇
8画
伝
常用漢字
小4
部首:⼈
6画