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山時鳥
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やまほとゝぎす
ふりがな文庫
“
山時鳥
(
やまほとゝぎす
)” の例文
薫風
(
くんぷう
)
に素袷の袂を吹かせて、江戸の風物は一番嬉しいときですが、仕事となると、町々の青葉にも、
山時鳥
(
やまほとゝぎす
)
にもこだはつては居られません。
銭形平次捕物控:275 五月人形
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
薄
(
うす
)
らぐべき
由
(
よし
)
もなくて、
世
(
よ
)
をうみ
梅實
(
うめ
)
の
落
(
おつ
)
る
音
(
おと
)
もそゞろ
淋
(
さび
)
しき
日
(
ひ
)
を
幾日
(
いくひ
)
、をぐらき
窓
(
まど
)
のあけくれに、をち
返
(
かへ
)
りなく
山時鳥
(
やまほとゝぎす
)
の、から
紅
(
くれな
)
ゐにはふり
出
(
い
)
でねど
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
鳥
常用漢字
小2
部首:⿃
11画
“山時”で始まる語句
山時雨