トップ
>
屑籠
>
くづかご
ふりがな文庫
“
屑籠
(
くづかご
)” の例文
それで僕が六号活字を受持つてゐる時には、
性質
(
たち
)
の
好
(
よ
)
くないのは、大抵
屑籠
(
くづかご
)
へ
放
(
ほう
)
り込んだ。此記事も全くそれだね。反対運動の結果だ
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
これがなければ、どんな通俗小説も市場価値においては、
紙屑
(
かみくづ
)
同然である。現に、今日楽しんで読まれさへすれば、明日は
屑籠
(
くづかご
)
に投込まれても本望だと揚言して
憚
(
はばか
)
らない作家がある。
百万人のそして唯一人の文学
(新字旧仮名)
/
青野季吉
(著)
屑籠
(
くづかご
)
を
打
(
ぶ
)
ちあけさせて、
一々
(
いち/\
)
択
(
え
)
り分けて、本当に
酷
(
ひど
)
い目に
逢
(
あ
)
ひましたよ
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
屑籠
(
くづかご
)
の中からも出て鳴く蚊かな
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
屑
漢検準1級
部首:⼫
10画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
“屑”で始まる語句
屑
屑屋
屑鉄
屑物
屑拾
屑々
屑金
屑竹
屑米
屑買