届出とどけいで)” の例文
旧字:屆出
ちゃんと届出とどけいでになっているから、宝暦十二年五月二十四日宇田郡中村原町の広場に十間に二十間という杭を打った縄を張った。
相馬の仇討 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
見れば外科医とうの切断したものでないことが判明したが附近には右に該当する殺人事件又は婦人の失踪届出とどけいでなく今のところ何者の死体なるや不明であるが
一寸法師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
戸籍の届出とどけいでは、音曲教師だというから、その通りなり、何とか記しようがありそうな処を、ぶっきらぼうに、「能職。」——これに対して、私も一工夫したいようにも思ったが
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
産土神様うぶすながみさまからお届出とどけいでがありますと、大国主命様おおくにぬしのみことさまほうでは、すぐに死者ししゃくべきところ見定みさだめ、そしてそれぞれ適当てきとう指導役しどうやくをおけくださいますので……。指導役しどうやく矢張やは竜神様りゅうじんさまでございます。