居然きょぜん)” の例文
純然たる亜細亜アジア洲の旧慣に従い、居然きょぜん自得じとくして眼中また西洋なきが如くなるの一事なり。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
礼制集要れいせいしゅうよう等の編撰へんせん総裁となり、居然きょぜんたる一宿儒を以て、朝野の重んずるところたり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)