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尖端的
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せんたんてき
ふりがな文庫
“
尖端的
(
せんたんてき
)” の例文
もっとも
尖端的
(
せんたんてき
)
な若い進歩主義者の一人として、とほうもない内容を持ったある面白い団体で、重要な役割を働いているとの噂を聞いた。
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
銀座にはうまい
珈琲
(
コオヒー
)
や菓子を食べさす
家
(
うち
)
が出来、
勧工場
(
かんこうば
)
の階上に
尖端的
(
せんたんてき
)
なキャヴァレイが出現したりした。
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
なにかぼろい大仕事をして成上った人物で、教育なんぞはないくせに、
尖端的
(
せんたんてき
)
文化の
乱食者
(
らんじきしゃ
)
であることが、絵に描いてあるように、光枝にははっきり見えるのだった。
什器破壊業事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
フランスの
尖端的
(
せんたんてき
)
な音楽家「六人組」の年長者、
生真面目
(
きまじめ
)
な音楽にとんでもない
諧謔味
(
かいぎゃくみ
)
を持たせ、かえって一種の
真迫性
(
しんぱくせい
)
を出した作品がある。レコードは
甚
(
はなは
)
だ少ない。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
東京から来るのもあり、仙台あたりから来るのもあり、
尖端的
(
せんたんてき
)
な歌劇の一座ともなれば、前触れに太鼓や
喇叭
(
らっぱ
)
を吹き立て、冬
籠
(
ごも
)
りの町を車で練り歩くのであった。
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
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そのころの
尖端的
(
せんたんてき
)
な唯一のカフエへ紹介されて、集まって来る文学者や画家のあいだに、客分格の女給見習いとして、夜ごと姿を現わしたりしていたものだったが
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
尖
漢検準1級
部首:⼩
6画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
的
常用漢字
小4
部首:⽩
8画
“尖端”で始まる語句
尖端
尖端人
尖端々々
尖端画壇