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小用場
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こようば
ふりがな文庫
“
小用場
(
こようば
)” の例文
「もし旦那様、何ともはや
誠
(
まこと
)
に
申兼
(
もうしか
)
ねましてございますが、はい、
小用場
(
こようば
)
へはどちらへ参りますでございますか、どうぞ、はい。……」
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と云うので御酒を召上ったが、少し飲過ぎて心持がわるいと
小用場
(
こようば
)
へ
徃
(
い
)
ってから
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「どうも、はや御面倒でございますが、
小用場
(
こようば
)
をお教えなすって下さいまし。はい
誠
(
まこと
)
に不自由な
老夫
(
おやじ
)
でございます。」
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
さあ、
亭主
(
ていしゆ
)
も
飛
(
とん
)
でも
無
(
な
)
い
顔
(
かほ
)
をする。
捜
(
さが
)
すのに、
湯殿
(
ゆどの
)
や
小用場
(
こようば
)
では
追着
(
おつつ
)
かなく
成
(
な
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「はい、もし、
誠
(
まこと
)
に
申兼
(
もうしか
)
ねましたが、
小用場
(
こようば
)
はどこでございましょうかなあ。」
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
ふと
小用場
(
こようば
)
を借りたくなった。
雛がたり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
用
常用漢字
小2
部首:⽤
5画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“小用”で始まる語句
小用