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小狐
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こぎつね
ふりがな文庫
“
小狐
(
こぎつね
)” の例文
生意気
(
なまいき
)
をいうな。ちっぽけな
国
(
くに
)
に
生
(
う
)
まれた
小狐
(
こぎつね
)
のくせに。よし、そこにじっとしていろ。一つおれがうなってみせてやるから。
物のいわれ
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
おれは、あいつを身うけすることができるのだ。おれは身うけしてやるだろう! きっと! そうしておれは今の世間の
小狐
(
こぎつね
)
どもから遊女にうまうま釣られた、あの間抜けが。と笑われてみたい。
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死――
(新字新仮名)
/
長与善郎
(著)
雪渡り その一(
小狐
(
こぎつね
)
の紺三郎)
雪渡り
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
大喜
(
おおよろこ
)
びでさっそく大ぜいかかりますと、
狐
(
きつね
)
は
驚
(
おどろ
)
いて、
牝牡
(
めすおす
)
の
狐
(
きつね
)
はとうとう
逃
(
に
)
げてしまいましたが、まだ
若
(
わか
)
い
小狐
(
こぎつね
)
が一
匹
(
ぴき
)
逃
(
に
)
げ
場
(
ば
)
を
失
(
うしな
)
って、大ぜいに
追
(
お
)
われながら
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
雪渡り その一(
小狐
(
こぎつね
)
の
紺三郎
(
こんざぶろう
)
)
雪渡り
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
狐
漢検準1級
部首:⽝
9画
“小狐”で始まる語句
小狐家