“小嶼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こじま33.3%
しょうしょ33.3%
せうしよ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ヤン博士は、のそりのそりと練魚司令部へ足をはこんだ。そこは海岸の中へずっとつきだした弁天島のような小嶼こじまがあった。
軍用鮫 (新字新仮名) / 海野十三(著)
同君はそれを相州葉山長者ヶ崎の小嶼しょうしょで採集せられたのであった。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
舟はイ、ガルリといふ巖より成れる三小嶼せうしよの傍を過ぎぬ。そのさま海底より石塔を築き上げて、その上に更に石塔をたふし掛けたる如し。青き波は緑なる石を洗へり。