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小厮
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こぞう
ふりがな文庫
“
小厮
(
こぞう
)” の例文
お高の眼は物置と
庖厨
(
かって
)
の間になった出入口へ往っていた。と、十七八の色の白い小生意気に見える
小厮
(
こぞう
)
が土蔵の鍵を持って来た。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
稲荷の
祠
(
ほこら
)
の傍には
岡持
(
おかもち
)
を持った
小厮
(
こぞう
)
と
仮父
(
おやかた
)
らしい肥った男が話していた。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
その時右の
端
(
はし
)
の土蔵の口が内から
啓
(
ひら
)
いて、お高と
小厮
(
こぞう
)
の平吉がひょこりと出て来た。広巳の体はお高の前にあった。夢中になっている広巳の眼にもすぐお高の姿が映った。広巳はお高に走りかかった。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
厮
漢検1級
部首:⼚
14画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父