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小函
ふりがな文庫
“小函”の読み方と例文
読み方
割合
こばこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こばこ
(逆引き)
それを箱根細工の
小函
(
こばこ
)
に入れて、木山に気づかれないやうに神棚に上げて置いたものだつたが、もう好い頃だと思つたので
のらもの
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
「糸ちゃん、望みが叶うと、よ、もやいの
石鹸
(
しゃぼん
)
なんか使わせやしない。お京さんの肌の香が
芬
(
ぷん
)
とする、女持の
小函
(
こばこ
)
をわざと持たせてあげるよ。」
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
食卓の白布が取除けられると、牛原氏は立上って別室に退いたが、間もなく、天鵞絨張りの
小函
(
こばこ
)
を持って帰って来た。
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
小函(こばこ)の例文をもっと
(11作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
函
漢検準1級
部首:⼐
8画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父
“小函”のふりがなが多い著者
江戸川乱歩
徳田秋声
神西清
海野十三
泉鏡花
寺田寅彦