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小亭
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ちん
ふりがな文庫
“
小亭
(
ちん
)” の例文
やや寒うなりかけた
小亭
(
ちん
)
の、
反
(
そ
)
りかへつた小屋根の
端
(
はし
)
で、いくら振つても振つても、黄色い尻尾は、いよいよ切ない刻みを早めるばかしだ。
観相の秋
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
築山の
羅漢柏
(
あすはひのき
)
、枝ぶりの
蜒
(
くね
)
つた松、ばらばらの寒竹、苔蒸した岩、瓢箪形の池の飛石、
汀
(
みぎは
)
の
小亭
(
ちん
)
、取りあつめて、そのまま一つの
象
(
すがた
)
になつてる。動きの無い庭、幽かな庭。
観相の秋
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
亭
常用漢字
中学
部首:⼇
9画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父