トップ
>
寝牀
ふりがな文庫
“寝牀”の読み方と例文
旧字:
寢牀
読み方
割合
ねどこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねどこ
(逆引き)
西洋にはシセロ説に
寝牀
(
ねどこ
)
の下に鶏卵一つ
匿
(
かく
)
されあると夢みた人が、判じに往くと、占うて、卵が匿され居ると見た所に財貨あるべしと告げた。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
あの鼠色の寐惚けたような目を見ては、今起きて出た、くちゃくちゃになった
寝牀
(
ねどこ
)
を想い浮べずにはいられない。
罪人
(新字新仮名)
/
ミハイル・ペトローヴィチ・アルチバシェッフ
(著)
彼がそんな風な童話めいた空想に
耽
(
ふけ
)
り、酔ひ、弄んで居る間に、彼の妻は
寝牀
(
ねどこ
)
の下で鳴くこほろぎの声を沁み沁みと聞きつつ、別の童話に思ひ耽つて居るのであつた。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
寝牀(ねどこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
寝
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
牀
漢検1級
部首:⽙
8画
“寝”で始まる語句
寝
寝衣
寝台
寝床
寝覚
寝室
寝転
寝惚
寝所
寝呆
“寝牀”のふりがなが多い著者
ミハイル・ペトローヴィチ・アルチバシェッフ
南方熊楠
佐藤春夫